サッカーワールドカップのロシア大会が盛大に行われた昨年2018年。
今年もいよいよJリーグが開幕し、国内はもちろん、各国のサッカー情勢も2020年のオリンピックへ向けて盛り上がりを見せつつあります。
そんな中、屋内のコートで行われるミニサッカー競技となる「フットサル」も世界中で盛んに行われているのをご存知でしょうか。通常に比べてやや小さいサッカーボールを用いて、主に人工芝を敷き詰めた屋内コートや体育館での活動が盛んです。
拓洋の倉庫マガジン、久々の更新となる今回は、そんな「フットサル」と「倉庫」の意外な関係を探ってみました。
倉庫は、実はとても汎用性がきく建物です。特に平屋建ては工場や店舗、またこのようにフットサル場といったスポーツ施設に転用することが、他の建造物と比べると比較的容易と言えます。
サッカーというスポーツの人気の上昇と共に、各地域で子供から大人まで楽しめるフットサルチームの数も増加傾向にあり、練習や試合会場の二ーズも急増。これに伴い、利用していない倉庫や工場などを、全天候型に対応できる屋内型のフットサルコートへと転用し、活気ある地域のスポットとして、有効活用する事例も各地で急増しています。
群馬県太田市のとある工業団地の片隅で、空き家となった倉庫を改装して造られたのが、こちらのフットサル施設。地域の子供達向けにフットサル教室が開催され、連日賑わいをみせており、ブラジルタウンで有名な大泉町を中心としたサッカー好きな子供達の大切な受け皿となっています。
地域のスポーツ文化振興はもちろん、子供達の健全な成長や人々の交流の拠点として、
生まれ変わった倉庫が街の活性化にとっても、重要な役割を果たしているのです。
みなさんは倉庫に対してどんなイメージをお持ちですか?
一見、冷たく無機質に思われがちな「倉庫」ですが、使う側の”使い方”と”アイデア次第”で
・人が集まり
・人が繋がり
・地域の人々が成長できる場所
そんな素敵なスペースへと大きな進化を遂げるのです。
多くの笑顔が産まれ、街の人々を繋ぐ温かな有機体へと進化を遂げる「倉庫」
「拓洋の倉庫マガジン」では、これからもみなさんと一緒に”新しい倉庫のカタチ”を追求してまいります。
あわせて倉庫の最新活用事例などもお届けしてまいりますので、どうぞご期待下さい。
それでは、また次回。
*一部画像はトリップアドバイザー提供